J‐Win主催・スキルアップセミナーに、代表・佐々木裕子が登壇
~女性リーダー向け「実践力としてのクリティカルシンキング」

2025年9月、ダイバーシティ&インクルージョン推進を支援するNPO法人、 J-Win(特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)が主催した「2025年度 いまコンセミナー」に、チェンジウェーブグループ代表取締役社長の佐々木裕子が講師として登壇しました。
このセミナーは、論理的思考を自身のビジネスにおける課題解決や意思決定に活用できるようにすることを目的として企画されました。
当日は、大企業でリーダーとして活躍するJ-Win会員の方々が参加。ご自身の課題をテーマに、実践的なクリティカルシンキングのワークにも取り組んでいただきました。
なぜ、いま「実践型クリティカルシンキング」なのか?
変化のスピードが速く、先行きが見通しにくい時代において、リーダーにはこんな力が求められています。
・限られた時間・情報で、素早く結論を出すことができる
・経験値のない事柄でも判断できる
・判断の根拠を明解に説明できる
これらを支えるのが、クリティカルシンキングです。
J-Winがメンバーに実施したアンケートでも「自身が強化したい力」「部長に求められる力」として挙げられており、リーダーにとってまさに必須のスキルと言えます。
実践を通して思考を鍛え、言葉で伝える
受講者には事前に佐々木の著書『実践型クリティカルシンキング』を読んできていただき、自らの目指すものを考えてきていただきました。
セミナー当日は、命題設定や構造化の実践ワークを通じて、佐々木が各参加者の命題に対して“壁打ち”を実施。
「なぜ、を3回繰り返すと何が見えてくるか」
「本当にやりたいことは何か」
問いを重ねながら命題を再定義し、抽象的で漠然とした状態から本質を掘り込んでいくプロセスを通じて、真に目指すものをシャープに定義できるようになる過程を体感していただきました。
受講者の声
講義の中で実際のクリティカルシンキングの実践を体感できるカリキュラムにしていただいたことで、書籍を事前に読んだインプットを実践することができ、解像度を上げることや問いを繰り返すことの必要性について理解が深まったなどの理由から、受講者の方から、大変有意義、有意義との意見をいただきました。
自分自身で考え、周りを動かすための技術
クリティカルシンキングは一朝一夕に身につくものではありませんが、日々意識して繰り返し取り組むことで、その精度は確実に上がってきます。
「目の前の事からで良いので、筋トレやピアノの練習だと思ってたくさん実践してみてほしい」、佐々木はセミナーをそう締めくくりました。
課題の本質を見抜く力は、ビジネスパーソン、特にリーダーにとって大変重要です。命題の定義が曖昧なままだとメンバーの意識も揃わず、打ち手もズレていく危険性があるからです。
課題の本質を捉え、自分の言葉で周囲を動かす力。よりキャリアアップしていくために不可欠なスキルであるとも言えます。
チェンジウェーブグループでは、リーダー人材育成研修、組織変革プロジェクトにおいてもクリティカルシンキングを取り入れ、「自ら問いを立て、構造的に考え、行動変容につなげる」ことを支援しています。
座学だけに留まらない実践型の研修、実践クリティカルシンキングに関心をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
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